前立腺癌の検査PSA検査

有無については、血液検査（PSA検査）、超音波（エコー）検査によるスクリーニングを行い、癌が疑わしい場合には、針生検による病理組織診断で調べる。
近年では、直腸診、経直腸エコーの診断価値はおり、PSAの値のみでスクリーニングされることがほとんどである。

生検が推奨されるが、年齢や前立腺体積、Free PSA/Total PSAの比などにより、3.9以下でも生検を行ったり、逆に高くても、定期的なPSAのフォローアップのみで経過観察を行ったりすることも多い。

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生検で癌細胞が見つかった場合には、CTによりリンパ節転移の有無、精嚢浸潤など前立腺被膜外への癌浸潤の有無が検査され、核医学検査である骨シンチグラフィーにて、有無を調べる。

T分類の精度を高めるため、MRIが行われることも少なくない。CT、MRIといった画像診断は癌のステージングには重要な検査であるが、癌の有無の診断には、あまり役立たない。